11/3開催の草加商工会議所祭にてロボットが誘拐された件について

なんか,ロボットが誘拐されたという事件があったようだが,この事件をきっかけに,ロボットが誘拐されても自分自身で家まで帰ってくる機能が必要だということが明らかになったな,どうやってやるかが問題だけど.

これもしかして研究テーマになるんじゃ・・・

しかし,それ以前に,ロボットが何の抵抗もせずに誘拐されたのではないかという可能性もある.ロボット3原則第1条により,ロボットは人間に危害を加えることはできない.第3条も自分を守らなければならないとあるが,危害は加えられていないため,誘拐を防ぐことはできないのか?

否.

むしろこれは今までの研究が,ロボットの身体性にのみ注目しており,コミュニケーション機能に関して,関心がないために起こったのではないか.会話ができるなら,「お前,オレを誘拐しようとしとるやろ?そんなことしてみい.オレの中の自爆装置が発動するで!!」とか言えば,犯人も躊躇したはず.そして,ロボットが誘拐されそうになっていることを周囲に知らせればこの事件は起こらなかっただろう.

「二足歩行ロボットなのに、なんで会話できないの?」と聞かれないあたり、ロボットに会話機能なんていらなかったんやと思える,,,と考えたこともあったが,やはり会話機能は重要だったんだなあ.これからのロボットには会話機能は必須になり,このような事件が今後起こらないことを願う.


ロボット3原則
ロボット工学三原則 - Wikipedia