2011-01-01から1年間の記事一覧

対話モデルの違い

サービスロボットの対話は道具知になりやすく,エンターテイメントロボットの対話は自律知を目指しているという印象がある,とサービスロボットの対話モデルを読みながら思った対話システムの例でいくと,バス運行情報案内システム ホテル検索システム レス…

長期間コミュニケーションできるロボットコンテスト

ロープナーコンテストっていう,人工知能の賢さを競うコンテストや,ロボカップ@ホームという,日常生活でのロボットのコミュニケーション能力の競技があるが,長期間コミュニケーションできるロボットコンテストが必要なんじゃないかと思った.今のロボッ…

11/3開催の草加商工会議所祭にてロボットが誘拐された件について

なんか,ロボットが誘拐されたという事件があったようだが,この事件をきっかけに,ロボットが誘拐されても自分自身で家まで帰ってくる機能が必要だということが明らかになったな,どうやってやるかが問題だけど.これもしかして研究テーマになるんじゃ・・…

研究に必要な55項目

「博士に求められる力」(urlは忘れた)というのを読んで,研究に必要な能力とは何かについて,考えてみた.「博士に求められる力」では,以下の7項目を上げている. 1. その学問分野における偏りのない、大学教員ができるレベルの体系的な知識 2. その学問…

スマートフォンアプリワークショップ ”twitterアプリ改造大会!」に参加してきた

10月15日(土)に面白法人カヤック恵比寿支社でTwitterアプリ改造大会が行われた.参加者は14名?くらい.3〜4名のチームを作り,ブレストをして作りたいアプリの内容を決める.だいたい,10時〜12時 ブレスト 12時〜17時 開発といった流れ.午前中にはRedBu…

英語の習得方法

これまで,色々と英語を使えるようになるための勉強をやってきて,ベストと思えるものにたどり着いたので,まとめてみる.文法と単語に自信があって,会話できるようになりたいという人向け. 1.リスニング 【ステップ1】 音が聞けるようになる 【ステップ2】…

英語教育学会に参加した

英語教育は自分の研究のメインではないが,参考のため参加してきた.以下,参考になったもの.1.学習者の知能特性を考慮した英語授業づくり Gardnerの多重知能理論によると,人間の知能は(1)言語的知能,(2)論理数学的知能,(3)空間的知能,(4)…

人間と会話するロボットの要素技術

コミュニケーションロボットは数あれど,会話ができるものとなるとそれほど多くはない.その理由として,認識機能が十分でないことがあげられる.会話に必要な機能として,必要最低限には音声認識機能と,音声合成機能がある. 音声合成に関しては,人間と変…

人と生活するロボットに必要なもの,足りないもの

なぜ人と生活するロボットが出てこないのか,ロボットの機能にも問題はあると思うし,使い方にも問題があると思う.そもそも人と一緒に生活するロボットにしてもらいたいこととは何か?理想を言えば,家事とか,料理とか,ということになると思う.そして,…

「なぜミクロスはスネ夫並みの知能なのか」

ミクロスとは,ドラえもんの映画ののび太と鉄人兵団に出てくるスネ夫並みの知能を持ったロボット.なぜスネ夫並みなのかというと,スネ夫が色々と教えているが,スネ夫を越えることはない.ここで,スネ夫並みというのが,高いのか,低いのかがよくわからな…

ロボット漫才の概要

人間とロボットのコミュニケーションのためのマルチロボット協調システムの開発について報告する。このシステムでは,ロボットは音声によってコミュニケーションしているように振舞う.しかし、システムはネットワークを通じたコミュニケーションに基づいて…

招待講演原島博先生

研究の仕方についての講演。 工学の研究が探究型でいいのか?は興味深かった。 自分の興味のあることをやりつつ、社会に見せながらフィードバックをもらうというオープンスパイラルモデルの提案。 以下、メモ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−…

日本と韓国のロボットティーチャー

Robot teacherっていうとSAYAなのか。やっぱりすごいな。いちおうMOBiMacも映ってるけど、パソコンにしか見えんわ。小林先生の声は吹き替えだし 韓国のRobot English teacher:Engkeyは、なんかちょっと違うような・・・MOBiMacよりは全然ロボットぽいと思う…

1元配置で分析したいこと

1. 各グループ間に差があるのか1元配置の分散分析2. 差があるとすれば、どのグループとどのグループかテューキーの方法による多重比較 ボンフェローニの不等式による多重比較3. 特定のグループ間に差があるのかシェッフェの方法による線形対比 等分散性を仮…

検定の仕方

まず、集めたデータが正規分布になっているかを確認するまた、等分散性を仮定できるかどうかを調べるために、F検定を行う両方OKならt検定を行う等分散性を仮定できなければ、ウェルチの検定か、マンホイットニーのU検定を行う正規分布を仮定できなければ、…

分散分析は名前が変わる

実験結果の優位性を示すために、分散分析を行う。しかし、これがややこしい。グループの個数によって グループが2個なら、2つの母平均の差の検定 3個以上なら、 1元配置の分散分析因子の個数によって 1個なら、 1元配置の分散分析 2個の場合、2元配置の分散…

「幼児教育現場におけるソーシャルロボット研究とその応用」のまとめ

◯研究背景 ソーシャルロボットの研究目的には2つの方向性がある。一つは人間を支援するロボット技術開発に知見をつなげようとする(工学的有用性)ことと、人間を知るための手段として用いようとする(科学的学術性)ことである。◯問題点・目的 ロボットを用…

「基礎情報学」のレビュー

「コミュニケーションするロボットは創れるか」を読み、その著者が感動したという基礎情報学を読んだので、ここでその感想をしたためておく。情報とは、コンピュータ・メモリに蓄えられたデータや断片的知識のようなものばかりではない。その本質は生物によ…

小学校でのロボット援用教育の適用事例

今日は論文プロポーザルを作成 Today I made a proposalロボット援用教育の背景として、小学生の理科離れが進み,科学的なものの見方や,考え方ができない生徒が増えていること、コミュニケーション能力が低下していること。 As a background of robot assis…

論文のまとめ(ロボット演劇)

ロボット学会誌Vol.29, No.1, pp.35-38,2011のロボット演劇(著者石黒浩、平田オリザ)のまとめです。 ◯研究背景 様々なヒューマノイドロボットが開発され、それらを用いたコミュニケーションの研究が盛んに行われている 人の特徴的な動きを模倣することで、…

「コミュニケーションするロボットは創れるか」のレビュー

いままでに開発されてきたロボットに足りないもの、それは「自律性」であると説き、どうロボットにそれを持たせるかをテーマに説明していく。 初めに知識についての人工知能的な方法論について語るが、そこでは「国語辞典の罠」と呼ばれるトートロジーに陥る…

「数学ボーイ」が出版される日は来るのか

数学ガールという本がある。小説の中に数式が出てきて数学が学べるという本である。テーマは数学で萌えようとかそんなだったと思う。主人公の僕が高2のところから始まって、数学を勉強していると女子にもてまくり、なぜかハーレムまでできてしまうという話で…

対話コンテンツの作成方法

これが、めんどい。研究している中で一番つらく、苦しい時である。一人でひたすら、人間とロボットが対話するシナリオを考えるのである。人がこう言ったら、ロボットはこう言って、を繰り返すのだが、考えたとおりにシナリオが進むことは少ない。なので、実…

ロボットを用いた遠隔教育について

これって意外とやられてないみたい。遠隔授業をやったロボットは今のところ、RobovieとSAYA and MOBiMacくらいなんじゃない?Robovieは遠隔授業のためのロボットではなく、人間との自然なコミュニケーションについて調べるために開発されたロボット。SAYAは…

human friendly robotを最初に使った人はだれなんだろうか

これが意外とわからない。が、2つの使い方があると思われる。一つは、人間と自然にコミュニケーションできるロボットのことである 人と共存することを目的にしている 単にコミュニケーションするロボットではなく、日常においてともに生活することを目指した…

研究日誌0410

今日やったこと。。。まず、IEEE SSCI 2017で発表予定のスライドの作成。子からのコメント - iPadのiPhonoidが、全方位の台車に取り付けられていないRiiSSの原稿に関するスライドが全然、無い - つまり、だめだめってことか。仕事できるようになりたいが。。…

これが、ブログか

さあ、日記書くよー。って今日は特に書くことないんですが。『ロボット・意識・心』という本を読んでいて、ブライテンベルグの進化ロボティクスがかなり参考になりそうな感じだということがわかった。やらなきゃいけないのは、まず、この本をまとめることと…