ロボットを用いた遠隔教育について

これって意外とやられてないみたい。

遠隔授業をやったロボットは今のところ、RobovieとSAYA and MOBiMacくらいなんじゃない?

Robovieは遠隔授業のためのロボットではなく、人間との自然なコミュニケーションについて調べるために開発されたロボット。

SAYAは顔ロボットでEkmanの6基本感情に基づいた表情を生成できる。東京理科大学の小林研究室で開発されたロボット。顔のモデルは確かファッションモデルかなんかに依頼しているので、本当にカワイイ。

MOBiMacはウチのパソコン型ロボットね。

ただ、ロボットを使った授業だったら結構ある。
Robovieが初めて小学校で授業をした。そこから他の国でもロボットの授業が広がっていった。しかし、日本ではあまり広まっていない。どちらかというと、日本のロボット教育はロボコンが主流である。

コミュニケーションロボットの授業なら、PaPeRoもそうだし、韓国ならIROBIというロボットがやっている。PaPeRoにそっくりだという話もあるが。

遠隔コミュニケーション支援なら筑波大学の葛岡研究室で行われている。CSCWという分野の研究である。

これと似たものにCSCLというのもあるが、筆者がやっているのはコンピュータではなくロボットなので、RAIと呼んでいる。

RAIというのは、Robot Assisted Instructionという、ロボット支援教育というものだ。CAIは、学習を効率良く行うためのものだが、RAIではロボットと相互作用しながら学んでいくことを目指している。

RALLというロボット支援言語学習では、TAとしてロボットを用いることが多い。ただし、遠隔ではない。人間の先生のアシスタントなので、正確な発音ができたり、何回も繰り返せるという点で役に立つ。ただ、CDを使うのとあまり変わらない気も。そもそもどうやって動かしているのか謎。

以上、ロボットを用いた教育に関する話でした。明日はコンテンツを作ろっと